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IOC バッハ会長 組織委の橋本会長と会談 大会成功へ連携を強調

2021年07月13日16:04:55

更新日時:2021年07月13日16:04:55

東京オリンピックのため来日しているIOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長が、大会組織委員会の橋本会長と会談し、「安全で安心な大会として成功するように努力を続けていきましょう」と述べて、準備の最終段階に入っている大会の成功に向けて、引き続き連携していくことを強調しました。


今月8日に来日したIOCのバッハ会長は、翌日からの3日間の待機を経て12日から11日間は、事前に届け出た用務先に限定して仕事を始めていて、13日午後は東京 中央区の組織委員会を訪れて、橋本会長と会談しました。

会談の冒頭で、橋本会長は「さまざまな問題があるが日々、連携しながら解決に向けて努力している。大会の成功に向けて全力で頑張っていくので、ご指導よろしくお願いします」と、あいさつしました。

これに対して、バッハ会長は「コロナ禍で非常に困難な状況の中で過去に例を見ないほど準備の整った大会だ」と準備状況を評価しました。

そのうえで「開会式まであと10日となり、選手村が正式に開村して、アスリートたちがどんどん入村してくる。IOCと組織委員会は同じ船に乗り、安全で安心な大会として成功するように努力を続けていきましょう」と述べ、引き続き連携していくことを強調しました。

そして、最後に日本語で「頑張りましょう」とエールを送りました。

バッハ会長は今月16日には広島を訪問する方向で調整されていて、その後、都内でIOCの理事会や総会に出席する予定です。