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福島第一原発 除染で出た土を使った観葉植物の鉢植え 官邸に

2021年07月13日16:55:03

更新日時:2021年07月13日16:55:03

東京電力福島第一原発の事故の除染で出た土を使った鉢植えが総理大臣官邸に置かれました。加藤官房長官は、放射性物質の濃度が一定の水準以下の土壌は科学的に安全が確認されているとして、再生利用を推進する考えを示しました。


総理大臣官邸のエントランスには、東京電力福島第一原発の事故の除染で出た土を使った観葉植物の鉢植えが線量計とともに置かれ、菅総理大臣も13日朝、鉢植えの前で足を止めて見入っていました。

加藤官房長官は記者会見で「放射性物質の濃度が一定の水準以下の土壌は実証事業で科学的に安全性が確認されており、適切な管理のもとで再生利用が可能だ」と述べました。

そのうえで「福島の課題は、日本全体の課題との認識のもと、除去土壌の再生利用の推進に理解を得られるよう、政府一丸となって取り組んでいく」と述べました。