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豪ソフトボール代表 群馬 太田で事前合宿1か月半 感染確認なし

2021年07月13日16:06:07

更新日時:2021年07月13日16:06:07

東京オリンピックの事前合宿などを行うホストタウンの関係者などが新型コロナウイルスに感染しているケースが各地で相次いでいます。
こうした中、1か月半前から群馬県太田市で事前合宿を続けるソフトボールのオーストラリア代表は外部との接触を制限する「バブル方式」を徹底し、これまでに選手や関係者の感染は確認されていません。


東京大会の延期後、海外のチームとしては、最も早く6月1日に来日したソフトボールのオーストラリア代表は、群馬県太田市の球場でおよそ1か月半練習を続けています。

太田市は国の指針に基づいてマニュアルを作り、選手やスタッフが滞在するホテルではフロアを貸し切って宿泊するほか、食事やトレーニングを行うフロアを限るなど、一般の宿泊客と接触する機会をなくしてきました。

また、ホテルから球場への移動など外出の際は専用のバスの利用に限定し、8人の運転手には乗務の2日前のPCR検査を義務づけ陰性を確認したうえで、業務に当たってもらいます。

運転手以外でも選手たちと接触する市の職員やホテルの従業員は毎日、PCR検査を行い、選手が生活する「バブル」の中に新型コロナウイルスを持ち込まないよう徹底しています。

こうした対策の結果、これまでのところ選手や関係者に感染は確認されていません。

太田市の清水聖義市長は「受け入れ側のわれわれが選手たちに感染させないように気遣うことが大事で、今のところ順調にいっていると思う」と話していました。